京都女子大学データサイエンス学部にて特別講義を実施しました ― アーモンドマイスターの取り組みと、データ活用の可能性について ―
- アーモンドマイスター

- 3 日前
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2025年12月、京都女子大学 データサイエンス学部の必修科目「入門演習II」にて、株式会社ハートリー アーモンドマイスター事業部より特別講義を行いました。

本講義は、自治体や企業が実際の取り組みを紹介しながら、データサイエンスの実践的な活用について学ぶことを目的とした授業の一環として実施されたものです。
当社からは、アーモンドマイスター事業部 ブランドマネージャーの大塚と、関西エリア販売担当の伊藤が登壇し、「アーモンドスイーツ専門店 アーモンドマイスターのご紹介と将来の展望について」をテーマにお話しさせていただきました。
■講義の内容
講義の前半では、株式会社ハートリーの会社概要や、グループ会社である井桁堂の製造体制、そして「名古屋ふらんす」「アーモンドマイスター」をはじめとするブランドについてご紹介しました。
創業者の想いを伝える動画も交えながら、「お菓子づくりの背景にあるストーリー」や「ブランドとして大切にしている価値観」をお伝えしました。
続いて、2019年にスタートしたアーモンドマイスターのブランド概要をご説明。
東京・大阪を中心とした常設店舗の展開や、全国百貨店でのポップアップストア出店など、現在の取り組みをご紹介するとともに、ブランドマネージャーとして掲げている目標として、・事業としての継続的な成長・“アーモンドの伝道師”として「おいしさ・健康・美」の価値を伝えていくことについてお話ししました。

後半では、お菓子メーカーが「十分にデータ分析を活用しきれていないこと」をひとつの課題として提示しました。
発注数予測や売上分析、商品開発、新規顧客のターゲット設定、販路選定、認知度向上といった実務の中で、“経験と勘”に加えて“データ”をどのように活用していけるのか。学生の皆さんと一緒に考える貴重な時間となりました。
質疑応答や、講義後に行ったアンケートでは、マーケティングや商品開発、データ分析の実践的な活用など、多くの観点から意見が寄せられ、学生の皆さんの関心の高さがうかがえました。
■学生さんの声(抜粋)
「食べ物にスポットライトを当てている会社は、食品ロスなどの面で多くの苦労があるのだと改めて感じました。それらの課題を解決するのがデータ解析であり、この分野においてもデータサイエンティストの力が大きく活躍すると感じました。」
「このお菓子は初めて食べてみてとてもおいしかったです。すぐに母に報告して、年末に帰省するときに持ち帰る約束をしました。どこにお店を出せば売れるのか、誰にどう伝えるのかを考えているというお話があり、そういった仕事はとても楽しそうだと感じました。」
「まだ十分にデータ分析が行われていない分野もあると知り、私たちが先駆者になれる可能性があることにやりがいや達成感を感じました。」
「お菓子会社におけるデータサイエンスの必要性についてのお話は、とても身近で貴重でした。『経験と勘+データ=未来の予測』という言葉が印象に残り、今後のビジネスにおいて欠かせない視点だと感じました。」
「季節や天気、地域ごとのデータから売上を分析し、店舗ごとに適切な数量を発注することで、ロスを減らせるのではないかと思いました。実際にこうした分析に取り組んでみたいと感じました。」
■まとめ

今回の特別講義は、学生の皆さんにとって実社会と学びを結びつけて考える機会となっただけでなく、私たち自身にとっても、日々向き合っている課題や目標を改めて見つめ直す機会となりました。
株式会社ハートリー アーモンドマイスター事業部では、今後も産学連携の取り組みを通じて、ものづくりやブランドづくりの現場で得た知見を発信しながら、データと感性を掛け合わせた新たな価値創出に取り組んでまいります。
本講義の様子は、京都女子大学のホームページでもご紹介いただきました。





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